鶴来家の歴史
鶴来家は、創業二百年を迎えました
創業は、江戸時代、末期、文化2年(1805年)、始まりは米問屋からはじまり、信州松本にて四十物問屋、以来200年以上の歴史を持つ純日本料理店です。
先祖からの言伝えによれば、鶴の親子が当家の松に舞い降りたそうで、 これは素晴らしい吉兆だとそれ以来「鶴来家」と呼ばれるようになった、と聞き伝えております。
その後明治11年明治天皇北陸御巡幸の折り、糸魚川においでになられたときにお献立をたてた記録があります。
糸魚川で幾度となく起こる大火を免れてきましたが、2016年12月22日の糸魚川駅北大火にて、200年あまりの歴史を重ねた鶴来家は、全焼しました。2019年4月13日、元の場所で旧建物である白と黒のイメージを継承し、これからの新しい和食料亭となるような建物に生まれ変わりました。
今後も続く鶴来家の文化、芸術、お料理が、新しい伝統となるよう心を尽くして参ります。